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簡単にできる花粉症対策

寒さが厳しい冬は暖かい春が待ち遠しくなりますが、その反面春と聞いて花粉症の辛さを思い出す人は多いことでしょう。
花粉症の症状が辛いと外出したり窓を開けることに躊躇してしまう人も多いものです。
近年では感染症が流行していることから、窓を開けて部屋の換気をすることが推奨されているものの、窓を開ければ花粉が舞い込んでくる為、辛いと感じる人も非常に多いです。
このようなことから、できるだけ簡単に症状を抑えられる花粉症対策について把握しておくことが大切です。
そもそも花粉症とはどのようなものなのかと言うと、季節性アレルギー鼻炎とも呼ばれているもので、日本においては約60種類ほどの植物が症状を引き起こすとされています。
一年を通じて多くの種類の花粉が飛散していますが、その原因に多いものが2月から4月頃に飛散するスギ、そして5月頃まで飛散するヒノキです。
近年ではブタクサも増えていますが、これは7から10月頃の秋の時期に該当します。
これらの花粉が原因となり、目のかゆみや鼻水、くしゃみや蕁麻疹などの症状が出るのが一般的です。
近年では飛散量が増加傾向にあり、それとともに症状が現れる年齢も低年齢化しています。
10代でも約3人に1人が、そして10歳以下でも6人に1人は患っているとも言われているのです。
症状を抑えるためには、出来る限り花粉を吸い込まないことや、屋内に持ち込まないことが何よりも重要と言えるでしょう。
自分でもできる簡単な対策としては、何と言っても風の強い晴れた日に外出を控えることです。
気温の上がる昼前から午後3時頃までは特に飛散するピークの時間帯だとされています。
この時間帯にはできるだけ外出を控えた方が良いでしょう。
そしてどうしても出かけるとなった場合には、マスクや眼鏡、帽子を身につけます。
市販のマスクでも中に水を湿らせたガーゼを挟めば、90%以上の花粉を遮断することができるとされています。
そして日々の生活の中で効果的な食べ物を取り入れることも一つの手段です。
どのような食べ物がおすすめなのかと言うと、その一つが青魚です。
青魚にはEPAと呼ばれる成分が豊富に含まれているとされていて、このEPAには抗炎症作用が期待できます。
アレルギーを抑制する効果があるとされているのです。
そしてヨーグルトですが、ヨーグルトには豊富な乳酸菌が含まれています。
乳酸菌は腸内の善玉菌を増やす効果が期待できますが、ヨーグルトを毎日食べ乳酸菌を定期的に摂取することによって腸内環境が整います。
この結果としてアレルギーの緩和が期待されています。
そして実はレンコンも意識して食べたい食材です。
炎症を抑える働き、喉の痛みや鼻水などを抑える働きが期待できるタンニンが豊富に含まれています。
このような食べ物を意識的に摂取してみるのも良いでしょう。
そして場合によっては症状を悪化させるNGな習慣がある可能性も考えられます。
少しでも楽になる為にも、日々の生活習慣を見直し改善していくことが求められます。
その一つが睡眠不足です。
夜更かしの習慣がつき睡眠不足になっている人は多いことでしょう。
睡眠が足りないと免疫やホルモンバランスが崩れやすくなり、症状を悪化させる原因にもなるとされています。
規則正しい生活を送ることはもちろんのこと、症状が出ると寝つきも悪くなるため、寝室の花粉をできる限り除去したり、寝る直前に入浴するなど、自分が寝やすい環境を作ることも大切です。
またストレスの溜め込みは花粉症の大敵だともされています。
ストレスは自律神経を狂わせる、免疫のバランスを崩すとされています。
ストレスがたまると悪循環に陥るため、日頃からスポーツや趣味などでストレスを発散するように心がけましょう。
体が疲れていると感じた場合には、無理なく休息をとることも大切です。